「とにかく広くて、安くて、使えるデスクが欲しい」
そんなわがままな要望を叶えてくれるデスクを探して行き着いたのが、IKEAのゲーミングデスク「UTESPELARE(ウーテスペラレ)」でした。
結論から言うと、コスパは「異次元」です。
幅160cmという広大な作業スペースがありながら、価格はまさかの17,990円(税込)。
他メーカーなら3〜4万円してもおかしくないサイズですが、アンダー2万円で買えてしまうのはIKEAの恐ろしさです。
しかし、実際に長期間使ってみると、カタログスペックには載っていない「値段相応の粗(あら)」や「構造上のクセ」も見えてきました。
今回は、良いところだけでなく、購入前に知っておくべき「リアルな注意点」も含めて本音でレビューします。

今回レビューする「IKEA UTESPELARE(ウーテスペラレ)」の基本スペック
まずは、基本スペックを整理しておきます。
IKEAのゲーミングデスクラインナップの中でも、特に「コスパと機能性」のバランスが良いと評判のモデルです。
- 商品名:IKEA UTESPELARE(ウーテスペラレ)
- サイズ:幅160 × 奥行80 cm
- 価格:17,990円(税込・定価)
- 高さ調整:68〜78cm(6段階の手動調整)
- 最大荷重:50 kg
- カラー:ブラック、ライトグレー
- 材質:パーティクルボード(天板)、スチール(脚・フレーム)、ポリエステル(メッシュ)
- 特徴:背面の金属メッシュ構造、天板下のケーブルオーガナイザー
最大の特徴は、やはり「幅160cm × 奥行80cm」という広大な作業スペース。
一般的なデスク(奥行60cm)よりかなり深さがあるので、大型モニターを置いても圧迫感がありません。
また、脚の高さが68cm〜78cmの間で調整できるため、自分の身長や椅子の高さに合わせやすいのもポイントです。

デスク上はごちゃっとしてますが、、、広々使えて、足もともスッキリ!
使ってわかった「3つの最高なポイント」
まずは、買ってよかったと感じているメリットから。
1. 配線整理が「神レベル」で快適
このデスク、背面にケーブルを通すための「メッシュ収納」がついているのですが、これが非常に優秀です。
電源タップや余ったケーブルをすべてこのポケットに放り込めるので、足元がスッキリします。
さらに最高なのが、「天板とメッシュの間の隙間」です。 天板と背面のメッシュ部分の間には1〜2cmほどのスリット(隙間)が空いています。
ここからモニターやキーボードのケーブルを下に落とせるので、デスクを壁にベタ付けしても配線がつぶれません。
2. 意外なほどの「安定性」
組み立て式の格安デスクといえば「横揺れ」が心配ですが、このデスクは驚くほど安定しています。
足のデザインは少々独特ですが、タイピングをしていてもゲームをしていても、グラつきが気になることはありません。
このサイズでこの安定感なら、文句なしです。
3. 「メッシュ天板」が排熱に効く
天板の奥側が金属メッシュになっているのも特徴です。
PCやゲーム機など「熱を持つ機材」を置く場合、このメッシュ部分が排熱を助けてくれます。
デザイン上のアクセントだけでなく、実用性も兼ねている点は評価できます。
買う前に知っておいて!「3つのリアルな注意点」
ここからが本題です。 1万円台という価格は魅力ですが、「ここだけは理解して買ってほしい」というポイントが明確にあります。
1. モニターアームの「クランプ」と相性が悪い
これが最大の注意点かもしれません。
天板の奥がメッシュ構造になっているため、モニターアームなどを固定する「クランプ」との相性が良くありません。
メッシュ部分の裏面にはスチールのフレームが通っていますが、「メッシュ面の厚み」と「フレームの厚み」が違う(段差がある)のです。
そのため、クランプが面でしっかり踏ん張れず、固定力が弱くなりがちです。
私は現在デスクライト(軽量)しかクランプ固定していないので問題ありませんが、重量級のモニターアームを取り付ける場合は、補強プレートを噛ませるなどの工夫が必要になるでしょう。

クランプが1/3くらいフレームからはみ出している。
2. 汚れと傷の目立ちやすさ(特にブラック)
私は部屋の雰囲気に合わせて「ブラック」を選びましたが、メンテナンス面では少し気を使います。
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ホコリが目立つ: 黒い天板なので、1日掃除しないだけで白いホコリがうっすら見えてしまいます。
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傷に弱い: 塗装(コーティング)がそこまで厚くないのか、傷がつくと下地の木材の色がチラッと見えてしまい、黒地だとそれが目立ちます。
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水分に注意: コーティングの質感的に、濡れたコップを放置するとふやけそうな不安があります(コースター必須)。
💡 色選びのアドバイス もし「こまめな掃除は面倒」「傷を目立たせたくない」という方は、もう一色の「ライトグレー」を選ぶのが正解かもしれません。明るい色ならホコリや小傷はそこまで気にならないはずです。
質感はあくまで「値段相応」。ブラックを選ぶなら、こまめな掃除を習慣にしましょう。
3. 「PC本体」の置き場所に困る
「幅160cmもあるんだから、足元にPCなんて余裕で置けるでしょ?」 そう思っていましたが、これが大誤算でした。
このデスク、足が天板の四隅ではなく「少し内側」に入り込んでいます。
さらに背面には補強バーがあるため、足元の広いスペースにPC本体を綺麗に収めることができないのです。
デスクの上に置くと狭くなるし、足元には入らない…。
この問題を解決するために、私は「デスクの外側に拡張スペースを作る」という方法を取りました。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
▶ あわせて読みたい:IKEAデスクの足元問題、これで解決。PCを”デスクの外”に逃がす「屋根付きワゴン」導入記
どこで買うのが正解? 損しない買い方チャート
最後に購入方法についてです。
定価は17,990円(税込)と激安ですが、購入ルートによって「トータルコスト」が変わります。
ご自身の状況に合わせて選んでください。
パターンA:車を持っていて、近くにIKEAがある人(最強)
迷わず「IKEA店舗で持ち帰り」しましょう。 送料0円なので、約1.8万円ポッキリでこの環境が手に入ります。文句なしの最安値です。
パターンB:配送してほしい人(標準)
IKEA公式オンラインで注文すると、大型家具の配送料(約5,000円〜※地域による)がかかります。
トータルで約2.3万円ほど。それでも十分安いので、基本はこのルートがおすすめです。 👉 IKEA公式サイトで見る
パターンC:Amazon/楽天ポイントを使いたい人(検討アリ)
Amazonなどでは、送料込みで約3万円前後(※価格は変動します)で販売されています。
公式(配送あり)との差額は7,000円〜1万円ほど高くなりますが、以下のような人には選択肢に入ります。
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Amazonギフト券や楽天ポイントが大量に余っている
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IKEAのアカウント登録が面倒、いつも使う通販で買いたい
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どうしても明日・明後日に届けてほしい
「組み立ては自分(セルフ)」なのはどこで買っても同じです。 価格差を理解した上で、ポイント消化や利便性を取るならAmazonもアリでしょう。
まとめ
細かい注意点はありますが、「160cmのデスクが1万円台」という事実は、すべてのデメリットを覆すほどの魅力です。
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クランプ固定には工夫が必要
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ブラックは汚れや傷に少し気を使う
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PC置き場は別途考える
これらを許容できるなら、最高の作業環境になるはずです。 ぜひ検討してみてください。