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【2025年版】SBI証券と三井住友カードで実現する、資産形成の“黄金サイクル”全公開

 

1. はじめに:なぜ、あなたの資産は増えないのか?

 

  • 多くの人が「資産形成」と聞くと、まず「どの銘柄を買うか?」を考えてしまう。しかし、本当に重要なのは、売買以前の「仕組み(システム)」を構築することだ。
  • この記事では、私が実践する「生活コストを自動で下げ、余剰資金を自動で投資に回し、その投資自体がまた生活コストを下げる」という、資産形成の“黄金サイクル”の全てを、具体的な金融商品名と共に公開する。

▼ この記事から分かること

    • 私が楽天経済圏ではなく「SBI・三井住友経済圏」を選ぶ理由
    • 資産形成の核となる「三種の神器」(証券、カード、銀行)
    • 毎月30万円のNISA積立の内訳と、来年の投資戦略
    • 投資とポイ活を連携させ、生活費を継続的に下げる具体的なサイクル

 

2. 大前提:私が「楽天経済圏」を選ばない、ただ一つの理由

 

  • 私の資産形成の哲学は、「思考のリソースをいかに使わないか」だ。
  • その点で、楽天市場の複雑なUIや、次々と変わるSPU(スーパーポイントアッププログラム)のルールは、私の哲学と相容れない。
  • この記事で紹介するのは、よりシンプルで、一度設定すれば“ほぼ”放置できる、面倒くさがり屋のための合理的なシステムである。

 

3. 私の資産形成を支える「三種の神器」(金融サービス)

 

私のシステムは、たった3つの金融サービスで成り立っている。

  • ① 投資の心臓部:SBI証券
    NISA口座として利用。
    投資の鉄則である「低コスト」を実現するにはネット証券が必須であり、その基本となる楽天かSBIの二択から、私はこれを選択した。
  • ② 決済の主役:三井住友カード(NL)
    NISA積立と、日常の決済でVポイントを獲得するエンジン
  • ③ 生活防衛の要:イオンカード
    食費などの生活費決済と、ウエル活(WAON POINT)の受け皿
【コラム】三井住友カードとイオンカードの、合理的な使い分け

 

この2枚のカードの使い分けは、状況によって変化する。

  • 現在(〜100万円修行達成まで): 三井住友カードの特典(年会費永年無料など)を得るため、現在は意識的に三井住友カードでの決済を優先している。
  • 修行達成後: 近所のスーパーなど、実店舗での還元率が高い方のカードを、その都度使い分ける。
  • ネット決済: ポイントサイト「ハピタス」を経由することを基本とする。

ただし、最も重要なのは「面倒なら、気にしすぎない」ことだ。

多少の還元率の差で頭を悩ませるくらいなら、気にせずどちらかで決済する。この“ゆるさ”が、継続のコツだ。

 

4. エンジンルーム:NISA枠を最速で埋める投資戦略

 

私の現在の資産状況は、まだ現金比率が高い。そのため、「NISAの非課税枠を、いかに早く、効率的に埋めていくか」を最優先の戦略としている。

 

今年の積立方法(毎月30万円)

 

  • 10万円: 三井住友カード(NL)からのカード積立(Vポイントが付与される)
  • 20万円: 銀行預金からの現金積立

 

来年以降の投資戦略:ルールベースの追加投資

 

来年のNISA枠が付与されたら、まず生活防衛資金として一定額の現金を残し、それ以外の余剰資金は年初に一括投資する。

そして、それ以降は、以下のシンプルなルールで運用する。

「月の“ある時点”で、預金残高が設定した一定額以上なら、その余剰分は即、追加で投資に回す。もし一定額未満なら、それは出費が多かったサインなので、家計を見直す」

このルールで、感情を挟まず、機械的に資産を投資に振り向けていく。

 

5. “黄金サイクル”の全貌:Vポイントをウエル活原資に変える錬金術

 

ここが、このシステムの最も重要な部分だ。

    1. 【貯める】三井住友カード決済や、SBI証券の投信マイレージでVポイントが貯まる。
    2. 【交換する】貯まったVポイントをWAON POINTに交換する。(※この交換は、アプリで2〜3タップすれば完了し、ほぼ即時反映されるため、全く手間ではない。)
    3. 【利用する】毎月20日の「ウエル活」で、WAON POINTを使い1.5倍の価値で買い物をする。
    4. 【効果】ウエル活で食費・日用品費が劇的に下がる。
    5. 【再投資】下がった生活費の分だけ、翌月の投資額を増やせる(サイクル完成)

6. まとめ:優れた「仕組み」は、あなたを思考停止から解放する

  • 重要なのは、個々の金融商品が優れていること以上に、それらが連携して一つの「システム」として機能していることだ。
  • この仕組みを一度作ってしまえば、あとは毎月、自動的に資産形成が進んでいく。
  • これはあくまで私の例だが、あなたが自分だけの「黄金サイクル」を構築する上での、一つのテンプレートとなれば幸いだ。

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