はじめに:ブログを放置してハクスラ沼に沈んでいた1ヶ月
ここ1ヶ月ほどブログの更新がストップしていましたが、モチベーションの低下に加えて、実は「ハクスラ沼」にどっぷりと浸かっていました。
以前PS5で遊んでいた『ディアブロ4(Diablo IV)』を、久しぶりにPC(Steam)でやり直したくなりセールのタイミングで購入。
そんな折、同じ見下ろし型ハクスラとして話題の『Path of Exile 2(PoE2)』で大きなバージョンアップがあったと耳にしました。
以前少し触ったことがあったのですが、「今のPoE2はどう変わっているんだろう?」と気になり、同時並行でプレイしてみることに。
結果として、以前遊んだときよりもコンテンツやシステムが大きく進化しており、すっかり引き込まれてしまいました。
今回は、何千時間もやり込んでいるガチ勢……ではなく、「ハクスラのコツコツ育てる楽しさは好きだけど、そこまで詳しくない」というエンジョイ勢の目線から、この2タイトルの違いや魅力をフラットに比較してみたいと思います。
まずは基本情報をチェック!『ディアブロ4』と『PoE2』の違い
まずは開発会社や対応ハード、料金体系やDLCの有無など、客観的な基本スペックを一覧表にまとめました。
| 項目 | ディアブロ4(Diablo IV) | Path of Exile 2(PoE2) |
| ざっくり概要 | ハクスラの金字塔。映像演出が豪華なAAAタイトル | 圧倒的やり込み度のダークホース(開発中) |
| 開発会社 | Blizzard Entertainment(米) | Grinding Gear Games(NZ) |
| 料金体系 | パッケージ購入型(有料) | 正式版は基本無料(※現在は有料のアクセス権が必要) |
| 現在のDLC | あり(拡張パッケージ「憎悪の器」/有料) | なし(※アーリーアクセス期間中) |
| 対応機種 | PC, PS5, PS4, Xbox Series X/S, Xbox One | PC, PS5, Xbox Series X/S ※前世代機は非対応 |
| クロスプレイ | 対応 | 対応 |
そもそも『ディアブロ』と『PoE』ってどんなゲーム?

- ハクスラの元祖であり金字塔『ディアブロ』シリーズ
「敵を倒してレベルを上げ、より強い装備を求めてまた敵を倒す」という、いわゆるハクスラ(ハック&スラッシュ)というゲームジャンルを世界中に定着させた伝説的なシリーズです。
本作『ディアブロ4』は、その最新作。
長年の歴史で培われたダークファンタジーな世界観と、誰もが直感的に楽しめる爽快感は、まさに王道にして頂点と言えます。

- 熱狂的ファンが生み出したダークホース『Path of Exile (PoE)』
前作である『PoE1』は、名作『ディアブロ2』をこよなく愛する熱狂的なファンたちが「自分たちが本当に遊びたいハクスラを作ろう」と自ら開発スタジオを立ち上げて生み出したタイトルです。
本作『PoE2』はその正統進化版であり、前作以上の圧倒的な自由度とやり込み要素を引っ提げて、現在アーリーアクセスとして大きな注目を集めています。
王道を突き進む大企業の「ディアブロ」と、コアゲーマーの理想を形にした「PoE」。
出発点は違えど、どちらも現在のハクスラ界を牽引する2大巨頭です。
プレイする前に知っておきたい、両タイトル共通の特徴
個別の感想に入る前に、両方のゲームを遊んでみて感じた共通のメリット・デメリットをまとめます。
【メリット】復帰しやすい「シーズン制」
両タイトルともに数ヶ月ごとに全プレイヤーが「レベル1・資産ゼロ」からスタートする仕組みがあります。
ずっと最前線を走り続けなくても、自分が遊びたいタイミングでいつでも新鮮な気持ちで復帰できるのが、忙しい社会人にとって非常にありがたいシステムです。
【デメリット】洋ゲー特有の翻訳の甘さと、理不尽な「即死ギミック」
どちらも海外産のゲームということもあり、スキルの説明文などで直訳っぽい分かりにくさがあったり、たまに未翻訳の英語がそのまま出てきたりします。
また、戦闘面において「一部のボスが繰り出してくる即死級のギミック」が両タイトルともに存在し、これに関しては正直なところ「クソ仕様だな」と感じてしまう理不尽さがあります。
【PC版の注意点】コントローラーとキーマウの切り替え仕様
私はPC版でプレイしていますが、アクション要素の強い戦闘をキーボードとマウス(キーマウ)で行うのは少し難しく感じます。
- ディアブロ4: コントローラーとキーマウをシームレスに切り替えられます。戦闘やダンジョン探索はコントローラーで快適に行い、町でのインベントリ整理はサッとマウスに持ち替えて行う、というプレイが非常に快適です。
- PoE2: ログイン時に使用したデバイスで操作が固定されてしまうため、ゲーム内でシームレスに変更することができません(バグなのか仕様なのかは不明)。ここは少し不便に感じるポイントです。
ディアブロ4の感想:圧倒的な爽快感と、親切(?)なビルド構築
直感的なキャラ育成と、気軽なビルド変更
ディアブロ4の一番の強みは「自キャラをどう強くしていくか」の仕組みがシンプルで分かりやすい点です。
スキルツリーが整理されており、「このスキルにはこの装備を合わせる」という開発側の意図した方向性がある程度定まっているため、結果的に強いビルドが迷わず完成しやすい設計になっています。
また、ビルド(スキル構成)の振り直しコストがほとんどかからないため、気軽に試行錯誤ができるのも素晴らしいです。

インフレするダメージ表示と爽快感
戦闘では、画面にダメージの数値がバンバン表示されます。キャラが育つにつれてその数値がどんどんインフレしていき、画面いっぱいの敵が溶けていくのを見るのはハクスラならではの圧倒的な爽快感です。
ちなみに私はボタン連打でほとんどスルーしてしまいましたが、ストーリー自体の評判もかなり良いようです。

クリア後の導線は、実はちょっと不親切?
ストーリークリア後に難易度(ワールドティア)を上げると、ナイトメア・ダンジョンや奈落といった本格的なエンドコンテンツが解放されます。加えて、序盤から発生しているヘルタイドやレギオンなどのイベントも難易度が格段に上がるため、「結局どれから手をつければいいの?」と迷子になりがちです。
最近「作戦計画」という、各コンテンツをまんべんなく遊べて報酬も美味しいDLCコンテンツが追加されました。しかし、そもそもその「作戦計画」を解放して軌道に乗せるまでにも、各種イベントをこなしてレベルを上げたり装備を揃えたりと結構な時間がかかります。そのため「エンドコンテンツの導線が親切か?」と言われると、正直なところ少し微妙な部分もあります。
ネックになるのはソフト代が少し張ることですが、未経験の方であれば、まずは高価なDLC(拡張版)は買わずに「ノーマル版」だけで遊んでみても十分すぎるほどのボリュームを楽しめます。
PoE2の感想:奥深いビルドと、手探りで進む泥臭い楽しさ
無限の可能性を秘めたビルド構築
PoE2の最大の魅力は、圧倒的な育成の自由度です。
1つのスキルに対して最大5つのオプション(ジェム)をリンクさせて自分好みに魔改造でき、巨大なスキルツリーと睨めっこしながら「どう育てるか」を考えている時間そのものが楽しいです。


緊張感のあるボス戦(ただし最後は力押し?)
序盤〜中盤のボス戦ではボスの攻撃モーションをしっかり見て回避する必要があり、アクションゲームとしての手ごたえが強いです。
ただ、ハクスラ自体が「最終的にはいかに敵を一瞬で溶かすビルドを組むか」を目的とするゲーム性のため、ビルドが育ちきってしまえば、
結局はディアブロ4と同じように圧倒的な火力で瞬殺する豪快な戦闘に落ち着く側面もあります。
ユニークアイテムの「おっ!」と「うーん…」
貴重な「ユニークアイテム」がドロップした瞬間の興奮は大きいですが、PoE2のユニークは非常に癖が強い性能をしたものが多く、「……これ、どう使えばいいんだ?」と頭を抱える落差もしばしば。ビルドを一新させるような神アイテムにはなかなか出会えません。
ただ、自力ドロップだけに頼らずマーケット(トレード)を利用できるため、目標のビルドにアクセスしやすいのは大きなメリットです。
全体的に、後半になると説明なしでギミックが追加されるなど「手探りで進めていく感覚」が強く残ります。アーリーアクセスゆえの粗さも含めて、その泥臭さを楽しめるかどうかがポイントになりそうです。
まとめ:コツコツ積み上げて一気に吹き飛ばす「ハクスラ」はいいぞ
2つのタイトルを遊んでみて感じたのは、どちらも異なる方向性で「自キャラを育てる楽しさ」を追求しているということです。
- 直感的なシステムで、派手な爽快感をサクッと味わいたいなら『ディアブロ4』
- 巨大なスキルツリーと睨めっこし、自分だけのビルドを泥臭く構築したいなら『PoE2』
日々の生活の中で、コツコツとキャラクターを成長させ、強くなったパワーで敵を一気に吹き飛ばす。ハクスラというジャンルが持つこのシンプルな快感は、忙しい毎日のちょっとした息抜きに最適です。
もし「最近何となく爽快感のあるゲームをやっていないな」「時間を忘れてコツコツ遊べるゲームがしたいな」と感じているなら、ぜひハクスラの世界に飛び込んでみてください。
ちなみに、『PoE2』はAmazon等でのパッケージ販売はなく、SteamやPS Store、Xboxの各ストアから直接ダウンロードして遊ぶ形式になります。現在はアーリーアクセス期間中のためプレイ権(サポーターパック等)の購入が必要ですが、2026年後半の正式リリース時には基本プレイ無料になる予定です。
まずは最新作『PoE2』の世界にいち早く飛び込んでみるか、パッケージ版を手に入れて腰を据えて『ディアブロ4』を遊ぶか。ご自身のプレイスタイルに合わせて、ぜひお気に入りのタイトルを見つけてみてくださいね。