1. はじめに:約束の20日、ウエルシアへ
先日、「ウエル活 計画編」と題して、長年見て見ぬふりをしてきた「ポイ活」への挑戦と、その計画について語った。
そして、約束の8月20日。私はついに、人生初の「ウエル活」を実行に移してきた。
結論から言おう。
これは、私が想像していた以上に「合理的」で、「強力」な家計改善ツールだった。 今回は、その初挑戦の具体的な成果と、実践して見えてきた「資産形成の好循環」について、詳しく報告したい。
▼ この記事から分かること
- ウエル活初体験の、具体的な成果(約1,400円→2,000円超)
- ポイントだけで支払いを終えた瞬間の、正直な感想
- なぜウエル活が「続けるべき」だと確信したのか
- ポイ活と投資を組み合わせた、我が家の「資産形成サイクル」の全貌
2. 初挑戦の記録:ポイントが「現金」を超えた瞬間
当日の流れは、驚くほどスムーズだった。
「計画編」で準備した通り、iAEONアプリをレジで提示し、ポイントで支払うだけ。初心者が戸惑うような点は、特に何もなかった。
今回の具体的な成果は、以下の通りだ。
- 使用ポイント: 約1,400 WAON POINT
- 購入金額: 2,000円超
つまり、約1,400円分の価値しかなかったはずのポイントが、2,000円を超える買い物券に化けたことになる。
現金でも、クレジットカードでもない。ポイントだけで支払いが完了し、レジを後にする。 この瞬間、私は二つのことを強く感じていた。
3. 実践して分かったこと:「後悔」と「確信」
一つは、やはり「計画編」で予感していた通りの、「なぜ、もっと早くこれをやらなかったのか」という後悔だ。
これまで現金で支払ってきた日用品の数々が、頭をよぎる。機会損失という言葉の重みを、これほど実感したことはない。
しかし、それ以上に大きかったのは、「これは、続けるべきだ」という確信と、家計を改善していくことへの純粋な嬉しさ、楽しさだった。
クレジットカードや投信保有で得られるポイントの活用先として、これほど優れた選択肢は他にないだろう。
ウエルシアさんには、ぜひこのサービスを頑張って継続していただきたいと、切に願う。
4. 我が家の「資産形成サイクル」の完成
この経験を経て、我が家の資産形成戦略に、一つの「好循環」が生まれたように思う。
- ポイントを貯める: SBI証券と三井住友カード、そしてイオンカードの組み合わせで、無理なく、無駄なくポイントを貯める。
- 支出を抑える: 貯めたVポイントを、即時レベルの速さでWAON POINTに交換し、「ウエル活」で生活必需品を揃える。
- 投資に回す: 日用品費として浮いた現金を、NISAなどの投資に回す。
- 原資が増える: 投資元本が増えることで、将来的に(投信保有などで)得られるポイントも増え、ウエル活の原資がさらに厚くなる。
この好循環をさらに加速させるため、私は早速、新たなアクションを起こした。
現在、三井住友カードの「100万円修行」の途中なのだが、これまで以上に意識的にこのカードへ決済を集中させることにしたのだ。
まずは、各種公共料金の支払いを、可能な限りこのカードに切り替える手続きを行った。
こうしてポイント供給量を増やすことが、将来の「ウエル活」の原資を厚くし、結果的に投資資金の捻出に繋がる。そう考えると、これからの生活がますます楽しみになる。
5. まとめ:日常の“副産物”が、生活を豊かにする
ウエル活は、インフレが進む現代において、極めて有効な「家計防衛術」だ。
もちろん、この仕組みには懸念点もある。ウエルシアがこのサービスをいつまで続けるのか、そしてVポイントからWAON POINTへの等価交換ルートがいつまで維持されるのか。
これらは気にしても仕方がないが、このサイクルの生命線であることも事実だ。
しかし、私がこの仕組みで最も価値があると感じるのは、「普段の生活の副産物として得られるポイント」で、「生活必需品の一部を実質無料にできる」という、その一点に尽きる。
私は、この事実に遅ればせながら気づき、そしてこれからその恩恵を享受できることに、今、非常にワクワクしている。
もし、あなたがまだこの世界を覗いていないのなら、まずはポイントが貯まる仕組みを準備することから始めて、このお得な体験をぜひしてみてほしい。世界が少し、変わって見えるはずだ。