1.はじめに:「時間がない」は、全ての“本格派”ゲーマー共通の悩み
「ああ、あのゲームの続きがやりたい…でも、今日も残業か…」 「休日は家庭の用事や、溜まった家事に追われて、ゲーム機に触る時間すらない…」
これは、ゲームを愛する全ての社会人が抱える、痛切な悩みではないでしょうか。 特に、スマートフォンで手軽に遊ぶのではなく、家庭用ゲーム機やPCで、腰を据えて没頭したい私たちにとって、「まとまった時間」の確保は死活問題です。
しかし、本当に「時間がない」のでしょうか? 家事については、ドラム式洗濯機、ロボット掃除機、そしてホットクックといった時短家電に投資することで、その多くを機械に任せることができます。私自身、過去の記事でもその絶大な効果について語ってきましたが、これらによって生み出された時間を、私たちは何に使うべきか。
時短家電の記事
・ドラム式洗濯機
・ロボット掃除機
・ホットクック
今回は、私自身が試行錯誤の末に編み出した、多忙な毎日の中でもゲーム時間を確保するための、極めて合理的な「3つのルール」をご紹介します。
2.ルール①:生活サイクルを「1時間前倒し」する
朝、いつもより1時間早く起きる。ここまでは多くの人が思いつくでしょう。しかし、その貴重な「元気な午前中」をゲームに使うのは、正直もったいない。本当にやるべき仕事や、どうしても残ってしまった家事にこそ、そのエネルギーは使うべきです。
私の提案は、生活全体を1時間前倒しすること。 可能であれば、1時間早く起きて、1時間早く出勤する。そして、1時間早く退勤する。そうすれば、誰にも邪魔されない、まとまったプレイ時間を帰宅後に確保できるのです。夜のプレイなら、翌日の仕事への影響も最小限で済みます。これは、朝の時間をゲームではなく「未来のゲーム時間」のために投資する、という考え方です。
3.ルール②:「禁酒」こそ最強の時間創出術である
朝の1時間を捻出するために、そして日中のパフォーマンスを維持するために、私が最も合理的だと結論付けたのが「禁酒」です。
酒をやめることで、以下のような好循環が生まれます。
- 睡眠の質が劇的に向上する → 早起きが苦にならなくなる
- 日中のパフォーマンスが上がる → 仕事が早く片付き、残業が減る
- 酒代が浮く → 月数千円〜数万円が浮き、ゲームや投資に回せる
- 健康になる
見ての通り、メリットしかありません。ゲーム時間を確保しつつ、お金も健康も手に入る。これほど合理的なライフハックは、他にないでしょう。
4.ルール③:「やらないこと」を断固として決める
時間を作り出すには、何かを「やめる」決断が必要です。私がゲーム時間を確保するためにやめたのは、以下のようなことです。
- 目的のないSNSの閲覧: 他人のキラキラした生活を眺めても、あなたの人生は1ミリも豊かになりません。
- テレビのながら見: 本当に見たい番組以外は、思い切って消しましょう。
- 生産性のない残業: もちろん、本当に業務が多くてやむを得ない残業はあります。しかし、「なんとなく周りが帰らないから、帰りにくい」という理由だけで会社に残っていませんか? その時間は、あなたの人生にとって完全な無駄です。最初は勇気がいるかもしれませんが、さっさと帰りましょう。周りはあなたが思うより気にしていないし、すぐに慣れます。
時間は有限です。あなたにとって、その無意味な残業と、積みゲーになっているあの名作のクリア、どちらが重要ですか?自分の価値観に正直になり、人生のタスクにも「断捨離」を適用する。これが、時間を作り出すための本質的なアプローチです。
5.まとめ:時間は「ない」のではなく、意識的に「作る」もの
「時間がない」と嘆くのは簡単です。しかし、それでは一生、あなたの愛するゲームはクリアできません。
今回ご紹介した3つのルールは、特別な才能も、お金も必要ありません。必要なのは、ほんの少しの「意識改革」と「実行する意志」だけです。
時間は、誰にでも平等に与えられたリソースです。それをどう使うかは、あなた次第。 この記事が、あなたのゲームライフをより豊かなものにする一助となれば幸いです。