1. はじめに:なぜ「家電に頼る」という合理的な選択をしたか
子供が生まれてから、私の日々の生活は一変しました。
可愛い我が子の笑顔は何よりの癒しですが、同時に、常に目を離せない赤ちゃんのお世話は、肉体的にも精神的にも、想像以上に大変なものでした。
特に毎日の料理は、私にとって大きな負担となっていました。
集中できない状況で、熱い火を使いながらの調理は、何かと危険も伴います。もちろん、子供には栄養満点の手作り料理を食べさせてあげたい。
でも、時間はないし、疲れてなかなか台所に立つ気力も湧かない…。料理することが、いつしか喜びではなく、重い負担に感じられるようになっていました。
そんな時、私の頭に浮かんだのが、「家電に頼る」というアイデアでした。
特に、火を使わずに安全に調理ができる自動調理器があれば、子供の世話をしながらでも、同時進行で食事の準備ができるのではないかと考えたのです。
そして、この選択が、結果的に私自身の時間を生み出す工夫にも繋がりました。
熱いコンロの前に縛られる時間から解放され、子供とゆっくり向き合ったり、ほんの少しでも自分のための休息時間を確保できるようになったのです。
もし、あなたもかつての私のように、育児や仕事に追われ、毎日の料理に大変さを感じているなら、ぜひこの記事を読み進めてみてください。
きっと、「ホットクック」があなたの毎日の生活をより良くするための、心強い味方になってくれるはずです。
▼ この記事から分かること
- なぜ私が「手作りの料理」にこだわらず、調理家電に頼ることを選んだのか
- ホットクックが実現する「調理のほったらかし」の全貌
- ホットクック導入で得られた、時間と資産に関する5つの具体的なメリット
- 導入前に知っておくべきデメリットと、その合理的な対処法
2. この選択の背景にある、私の合理的な思考
私がホットクックを導入し、調理の自動化に投資する理由は、単に「楽をしたい」からだけではありません。
これは、私のブログ全体で提唱している『こだわらないことには、時間と労力を割かない』という、合理的な思考法の実践そのものです。
私にとって「調理」は、「栄養摂取と食卓の維持」という目的さえ達成できれば、そのプロセス(手作業や凝った料理)に価値はありません。
この家電への初期投資によって生み出された貴重な「時間」という資産を、私はNISAでの資産形成や、家族との時間といった、本当に『こだわりたいこと』に再投資しているのです。
3. ホットクックは「調理の自動化」を実現する最強のツール
シャープの「ホットクック」は、最新の調理家電の中でも、特に注目を集めている自動調理器です。
その最大の魅力は、下準備さえ済ませれば、あとは材料を入れてボタンを押すだけで、ほとんど完全に自動化された調理が可能になる点です。
例えば、カレーを作る場合。普通の鍋であれば、材料を炒め、水を加えて煮込み、火加減の調整や混ぜ作業といった手間がかかります。
しかし、ホットクックなら、材料を切って内鍋に入れるだけで、その後の工程を完全にほったらかしにできます。
面倒な混ぜ作業も、内蔵された自動かきまぜユニットが適宜行ってくれるため、焦げ付きの心配もありません。
この約30分という自由な時間が生まれるのは、忙しい私たちにとって非常に価値があります。
さらに、ホットクックは、シチューや肉じゃがといった定番料理はもちろん、ミートソース、味噌汁、煮物、さらにはゆで卵や炊飯まで、幅広い料理を一台でこなすことができます。
使いやすさと多機能性を兼ね備えた、まさに時短と生活改善を実現するための強力なツールと言えるでしょう。
4. なぜ時間と資産が生まれる?ホットクック導入の5大メリット
ホットクック導入で得られた生活改善は、単なる「時短」に留まりません。すべて、あなたの時間と資産を増やすことにつながっています。
1. 時間資産の創出:圧倒的な「時短」が実現!
- 調理中の完全解放: 材料を放り込んだら、あとは完成まで完全にお任せ。常に火加減を見る必要がなくなりました。
- 30分の自由時間: 特に煮込み料理では、少なくとも30分以上は他のことができる時間が生まれます。
- 最高のメリット: ほったらかしで作った方が、なぜか美味しいという最高のメリット付き。
2. 思考コストの削減:「献立の悩み」から解放される
- 料理のやる気が起きない時や、忙しい時でも、定番の簡単なメニューから選ぶことで、献立を考える手間や、調理そのもののストレスからかなり解放されました。
- 我が家ではミートソース、牛丼、ハヤシライスなどが定番。玉ねぎを切って冷凍肉・調味料を入れるだけ、という思考停止レベルで準備できます。
- 「今日は何作ろう…」と悩む時間が減ったのは、精神的にとても大きいです。
3. 料理のレパートリーが増え、食卓が豊かになる
- ホットクックがメインの料理を作ってくれている間に、自分でもう一品手作りする余裕が生まれます。
- 簡単なサラダや和え物といった、栄養バランスを補う副菜を追加することで、食卓全体のバランスが良くなりました。
4. 結果的に「食費の節約」にもつながる
- 鶏胸肉がお買い得な時に購入し、鶏ハムを手作りすれば、市販品よりも断然お得です。
- 無水鍋は油を使用する必要がないため、油の消費が抑えられます。結果的にダイエットにも繋がりやすいです。
5. 「心のゆとり」が生まれ、家族との時間も充実
- ホットクックによって生まれた自由な時間は、本当に多くの可能性を与えてくれます。
- 私の場合、精神的なゆとりが生まれたことで、子供の話を以前より穏やかに聞けるようになったり、家族とゆっくり話す時間が増えたりして、家庭の雰囲気も良くなったと感じています。
5. デメリットと、それを受け入れるための合理的な考え方
もちろん、どんな便利な家電にも、良い点ばかりではありません。ここでは、導入前に知っておきたい点について正直にお伝えします。
1. 初期費用が高額になる
- 本体価格: 一般的な鍋などと比べると、初期費用はどうしても高めになります。(最新モデルで4万円後半~8万円程度、型落ちで3万円台から)
- 私の考え: この初期投資は、日々の料理にかかる多大な労力と時間を大幅に削減し、生活の質を向上させるという点で、十分に元が取れる「合理的な投資」であると実感しています。
2. 設置スペースを占有する
- 本体の大きさ: 多機能な分、ホットクックの本体は比較的大きく、キッチンのある程度のスペースを占有します。
- 対処法: 特にキッチンが広くないご家庭では、購入前に設置場所のサイズをしっかりと確認しておくことをおすすめします。
3. 苦手な料理がある
- ホットクックは万能ではありません。炒め物や焼き物といった、香ばしい焼き目をつけたい料理はあまり得意ではありません。
強火で手早く仕上げたい料理も、従来の方法の方が向いています。ホットクック一台で全ての料理が完璧に作れるわけではない、という点は理解しておきましょう。
4. 別売りの「フッ素加工内鍋」を強く推奨
- これはデメリットではありませんが、効率化のために別売り内鍋(フッ素加工)の追加投資を強く推奨します。
- メリット: 料理を内鍋ごと保存し、すぐに次の料理を調理し始められる。フッ素加工でお手入れが非常に楽になる。複数の料理を効率的に作りたい場合や、洗い物を減らしたい場合には、検討する価値があります。
6. まとめ:調理という「タスク」を自動化し、得られた時間で何をすべきか
この記事では、私がホットクックを導入し、日々の料理の負担から解放され、生活が大きく改善した体験談をご紹介しました。
ホットクックは、私たちの貴重な時間、思考コスト、そして労力から解放し、自由な時間を生み出してくれます。
この自由な時間を使って、趣味に没頭したり、家族との団欒を楽しんだり、あるいはただ休息したりと、より豊かな時間を過ごせるようになったのは、私にとって非常に価値ある変化でした。
もしあなたが、毎日の料理に疲れを感じているなら、あるいは、もっと自分のための時間や、家族との時間を過ごしたいと願っているなら、ぜひ一度、ホットクックを試してみることをおすすめします。
それは単なる家電ではなく、あなたの生活をより豊かにするための、頼りになるパートナーとなるはずです。
【手作業で行う「家事」を、もっと合理化する】
今回ご紹介した調理の自動化は、家事という大きなタスクを合理化する重要な一歩です。
「時間」と「資産」を生み出すための、『やらないこと』の見つけ方については、以下の親記事で、その思考プロセス全体を詳しく解説しています。