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生活改善・節約

掃除の時間を自分の時間に!ロボット掃除機ルンバe5導入で生活が変わったリアル体験談【エントリーモデルでも十分】

1. 導入:掃除の悩みとロボット掃除機への期待

家で過ごす時間が増えたコロナ禍のことです。これまで以上に部屋の汚れ、特にホコリが気になるようになりました。我が家にはアレルギー体質の子供が二人いるため、ハウスダスト対策は重要な課題です。しかし、元気いっぱいの子供たちの世話をしながら、毎日隅々まで掃除機をかけるのは、本当に大変でした。

「このままでは、時間も体力も持たない…」

そう感じた私は、「時間を買う」つもりで、ついにロボット掃除機の導入を決意しました。

2. 再びロボット掃除機へ:過去の経験と導入の決め手

実は、ロボット掃除機を使うのは今回が初めてではありません。数年前、まだ普及し始めたばかりの頃に、実家で使わなくなった古いモデルを譲り受けたことがありました。

しかし、その時の印象は正直あまり良くありませんでした。運転音がかなり大きく、バッテリーもすぐに切れてしまう。そして肝心の掃除も、本当にきれいになっているのか疑問を感じるレベルでした。当時は子供もおらず、今ほど時間に追われていなかったため、特に必要性を感じず、結局すぐに手放してしまったのです。

それから数年。コロナ禍で在宅時間が増え、アレルギーを持つ子供たちの存在が、再び私の心に「ロボット掃除機」という選択肢を呼び起こしました。過去の苦い経験はありましたが、「技術は日々進化しているはずだ」と考えました。そして何より、今回は「時間をお金で買う」という明確な目的がありました。

家電量販店で最新のロボット掃除機を見ると、ゴミの自動収集や部屋のマッピング機能など、驚くような高機能モデルがたくさんありました。しかし、過去の経験から「本当に必要なのは基本的な掃除機能なのでは?」と感じ、予算も抑えたかったため、多機能ではないエントリークラスのモデルに注目することにしたのです。

3. ロボット掃除機がもたらした劇的な変化

ロボット掃除機が我が家に来てから、掃除にまとまった時間を取られることがなくなったのは、本当に大きな変化でした。週末の貴重な時間を掃除に費やす必要がなくなり、代わりに自分の趣味を楽しんだり、後回しにしていた他の用事に取り組んだりできるようになったのです。

もちろん、一度の掃除で家全体が完璧にきれいになるわけではありません。隅や家具の下など、届かない場所もあります。しかし重要なのは、毎日動かすことで、目に見えてホコリが積もらなくなった点です。高機能モデルでなくても、基本的なエントリーモデルで日々の清潔さを保つには十分だと感じています。

驚いたことに、家具選びの基準まで変わりました。例えば子供部屋のベッド。以前なら収納付きタイプも検討しましたが、最終的にはロボット掃除機がスムーズに入れるよう、あえて収納のない脚付きタイプを選びました。リビングのソファも同様です。以前は床にぴったり脚が付いたものを使っていましたが、ロボット掃除機が動きやすいように、脚が高めのものを選ぶようになりました。

4. 我が家の愛機:Roomba e5との5年間

我が家でほぼ毎日、掃除の大部分を担ってくれているのは、アイロボット社の「Roomba e5」です。2020年7月に税込み49,800円で購入したので、この記事を書いている時点ですでに約5年間、我が家の家の清潔さを守ってくれています。

数あるロボット掃除機の中でRoomba e5を選んだのは、私の中に「ロボット掃除機といえば、やっぱりRoomba」という、以前からのイメージがあったからです。特別な理由があったわけではありませんが、トップブランドである安心感がありました。

実際に5年間使ってみて、その満足度は非常に高いです。何よりも掃除の手間から大幅に解放されたことが、本当に気に入っています。ボタン一つ、あるいは外出中に自動で部屋をきれいにしてくれるのは、想像以上に快適でした。

驚くことに、購入から5年間、一度もバッテリーを交換していませんが、特に目立った劣化は感じていません。オンラインストアなどのレビューを見ると、バッテリーの寿命は使い方によって個人差があるようですが、我が家のRoomba e5はまだまだ元気に稼働してくれています。

また、Roombaの魅力の一つは、交換パーツが正規・非正規含めて非常にたくさん手に入ることです。我が家ではおよそ年に1回くらいのペースでメインブラシ、フレキシブルブラシ、フィルターが摩耗しますが、これらの交換パーツがオンラインストアなどで簡単に手に入るため、メンテナンスも非常に楽です。長く愛用できる点も、Roombaを選んでよかったと感じる理由です。

5. ロボット掃除機を使う上での注意点と賢い使い方

ロボット掃除機は非常に便利なアイテムですが、使う上でいくつか注意点もあります。

まず、運転音です。Roomba e5の音は一般的なキャニスター型掃除機よりは静かで、個人的には在宅中でも気になりません。しかし、感じ方には個人差があるため、気になる方もいるでしょう。そのため、我が家では念のため、ロボット掃除機を動かすのは家族が出かけた後の午前8時頃に設定しています。これにより、静かな家でロボット掃除機が掃除をしてくれるので、私たちも落ち着いて一日をスタートできます。タイマー機能を活用すれば、外出中に掃除が終わっているので、帰宅時にはいつもきれいな状態が保たれています。

次に、床の上の障害物です。安全かつ効率的に使うためには、床に落ちているものやコード類に注意が必要です。Roomba e5も、時々電気コードや小さなおもちゃなどを巻き込んでしまうことがあります。

そのため、我が家では稼働させる前に部屋全体をざっと見渡し、巻き込みそうなものがあれば片付けるようにしています。少しの手間で、予期せぬ停止やコードの破損といったトラブルを防ぐことができます。これは、ロボット掃除機を長く使うための、ちょっとした習慣です。

そして、小さなお子さんがいるご家庭では、特に配慮が必要な場合があります。床におもちゃなどの小物が散乱していたり、食べ物や飲み物をこぼしてしまったりすることは日常茶飯事でしょう。

このような状況でロボット掃除機をそのまま動かすと、小物を吸い込んで故障の原因になったり、液体を吸い込んで電子部品を壊してしまったりする可能性があります。また、液体や湿った食べかすの上をロボット掃除機が移動することで、かえって汚れを広範囲に塗り広げてしまうことも考えられます。

実は、我が家でも子供たちが幼い頃に何度かこうした状況がありました。そんな時に活躍したのが、床拭きロボットの「ブラーバ」です。ブラーバなら小物を吸い込む心配がなく、液体や食べこぼしを柔らかいクロスで丁寧に拭き取ってくれます。

ロボット掃除機と床拭きロボットを、家族の状況に合わせて使い分けることで、より効果的な床掃除が実現できます。お子さんが小さいご家庭では、ロボット掃除機だけに頼らず、床拭きロボットとの併用も検討してみることをおすすめします。

6. まとめ:ロボット掃除機は「時短家電」の入門に最適

私の体験からも分かるように、ロボット掃除機はエントリーモデルであっても、日々の掃除の手間を大幅に減らしてくれます。掃除にかけていた時間を、自分のため、家族のために使えるようになるのは、想像以上に大きなメリットです。

もちろん、完璧ではありませんが、毎日コツコツ動かすことで、部屋の清潔さは確実に保たれます。「掃除が大変…」「もっと時間が欲しい」と感じているなら、ロボット掃除機は間違いなくあなたの生活を豊かにしてくれるはずです。

高機能モデルも魅力的ですが、まずは基本的な機能のエントリーモデルから試してみてはいかがでしょうか。きっと、その便利さに驚き、掃除の負担から解放される喜びを感じられるはずです。ロボット掃除機は、忙しい毎日を送る私たちにとって、「時短家電」の素晴らしい入門になると思います。最初の一歩を踏み出す価値は、十分にありますよ。

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