4月はなんだか士気が上がらず、ブログの更新も少しスローペースになっていました。
私はというと、ゴールデンウィークのSteamセールで『メタファー:リファンタジオ』とのバンドル版を利用し、実質約1,300円という破格で『ペルソナ5 ザ・ロイヤル(以下、P5R)』を手に入れ、見事にプライベートの時間を怪盗団に盗まれ続けています。(※メタファーは既に所持していたため、バンドル割引が適用されてこの価格でコスチューム込みのP5Rが買えました)。
かつてPS4の無印版(オリジナル版)をプレイしたことはあるのですが、内容はだいぶ忘れていました。
現在82時間ほどプレイして、いよいよ「ニイジマパレス」の攻略を開始したところなのですが……これ、どう考えてもクリアまで100時間じゃ終わらなさそうですね(笑)。
ちょうど良い機会なので、生存報告も兼ねて、ロイヤル版での変更点や、最近のゆるいプレイメモを残しておこうと思います。
そもそも『ロイヤル』は何が変わった?(追加要素の概要)
これから遊ぶ方や、昔の無印版しか知らない方のために、P5Rで何がどう変わったのか、やや詳しく概要をまとめておきます。
- 「3学期」と新キャラクターの追加: これが最大の目玉。芳澤かすみや丸喜拓人といった新キャラが序盤から本編に絡み、無印版のエンディング後を描く「3学期のストーリー」が追加されています。
- 新エリア「吉祥寺」の追加: ダーツやビリヤード、ジャズクラブなどの施設で、仲間の能力や戦闘システムを強化できるようになりました。
- パレス(ダンジョン)の改修: ワイヤーアクションでのショートカットや、「イシ」と呼ばれる収集要素が追加され、探索のテンポや報酬が改善されています。
- 戦闘システムの大幅な見直し: バトンタッチの仕様変更、状態異常を利用した「テクニカル」の強化、ド派手な協力技「ショウタイム」の追加など、バトルがかなり別物に進化しています。
今回のプレイスタイル:100時間超えを乗り切る「wikiガン見」の肯定
ロイヤルになってイベントがてんこ盛りになった結果、クリアまで100時間(どころか120時間以上?)かかりそうな特大ボリュームになっています。
40代の普通のサラリーマンにとって、この規模のRPGを「何周もプレイする」なんてことは到底不可能です。
本作はストーリーや会話イベントを見るのが中心のゲームだと思っているので、私は今回、「攻略wikiのスケジュールチャートをガン見しながら進める」というプレイスタイルを選択しました。
「自分で探索して試行錯誤する」という純粋なプレイ体験はやや落ちてしまいますが、その代わり、限られた時間で追加イベントを取りこぼすことなく、ストーリーを余すことなく追うことができます。
大人ゲーマーが長編RPGを最後まで楽しみ抜くための、ひとつの合理的な割り切りですね。
ここからは、実際に80時間以上プレイしてみて感じた「良かった点」と「気になった点」を語っていきます。
良かった点①:「テクニカル」強化で状態異常と物理が輝く

ゲームシステムで一番良くなったと感じたのが、概要でも触れた戦闘における「テクニカル」の存在です。
無印版の時は「とにかく敵の弱点属性の魔法を突いて行動回数を稼ぐ」のが定石で、状態異常スキルを選ぶ理由はほぼ無かったと記憶しています。
しかしロイヤルでは、新エリアの吉祥寺などでテクニカルのランクを上げられるようになり、その有用性が大幅に増しました。
弱点が突けない敵に対しても、「状態異常にしてから、それに対応する属性(物理スキルなど)でテクニカルを狙う ⇨ ダウンさせて一斉攻撃」といった戦術が狙えるようになり、状態異常と物理スキルがめちゃくちゃ輝くようになっています。(※テクニカルは物理以外でも、状態異常と属性の組み合わせ次第で狙えます)。
良かった点②:てんこ盛りのコスチュームと専用BGM
今回Steamで購入したものには、過去に追加コンテンツとして販売されていた衣装が最初からてんこ盛りの状態で収録されています。
私は現在、作中の戦隊ヒーロー「フェザーマン」のコスチュームでプレイしているのですが、コスチュームに応じて戦闘BGMまで専用のもの(いかにも戦隊モノ!という熱い曲)に変わるのがすごく良いです。
他にも過去のペルソナシリーズや、『キャサリン』『女神転生』などの衣装も用意されており、たまに変えてみると良い気分転換になります。ただ、シリアスなカットシーンに入ると強制的に基本コスチューム(制服など)に戻った絵になるため、そこはご愛嬌ですね。

余談ですが、モルガナの衣装は『ストレンジジャーニー』のデモニカスーツにしています。
本来は無骨でかっこいいデザインなのですが、ちっちゃいモルガナが着ると頭でっかちになってすごく可愛いんですよね。
良かった点③:キャラへの「愛憎」と社会問題を映すシナリオ
これはロイヤルからの追加要素というわけではありませんが、ストーリーを追っていて個人的に感じた本音をこぼすと、実はパーティーメンバーである「竜司」というキャラクターがどうも好きになれません。
怪盗という正体を隠す気が全くないような軽率な立ち振る舞いや、承認欲求の強さが前面に出ている部分が、大人の目線で見るとどうしても鼻についてしまって……。
ただ、たかがゲームのキャラクターに対して明確に「好き・嫌い」といった強い感情を抱いてしまう時点で、各キャラクターの人間臭さや背景がよく練り込まれている証拠でもあります。
また、本作のストーリーは現実の社会問題をモチーフにしている部分が多々あります。
オリジナル版の発売(2016年)から時間が経っていることもあり、今プレイすると「ああ、当時こういうニュースあったなぁ」と妙な懐かしさを覚えながら楽しめるのも、大人ならではの面白さですね。
気になった点:装備更新の空気感と独特なビジュアル
手放しで褒めるだけでなく、少し気になった点も挙げておきます。
ペルソナ1や2の頃は装備更新に確かな嬉しさがあったのですが、ペルソナ3以降の最近のシリーズにある程度共通する話として、武器や防具をゲットしてもあんまり嬉しさがないのは相変わらずですね。
わざわざショップで買わなくても道中で拾えるもので十分ですし、雑魚戦は基本的に「やられる前にやる」スタイルなので、装備更新を意識する場面が少ないんです。
あとはビジュアル面での演出。
ゲーム本編のUIなどが異常にスタイリッシュな反面、たまに挿入されるアニメーションムービーがやたらとショボく感じてしまうことがあります。
さらにキャラクター全員の「頭身」が、極端に足の長いバランスになっていて、スタイルが良いのを通り越して少し不自然さを感じてしまう瞬間もありました。
「完全版商法」への辛口な本音とまとめ
最後に、本作のいわゆる「完全版商法」について。
当時(2019年)はすでにDLCという販売手法が定着していたはずですが、それにもかかわらず「追加要素のためにもう一度最初からフルプライス(約9,000円)を払わせる」という売り方は、リアルタイムのプレイヤーはかなりモヤモヤしただろうなと同情してしまいます。
私はまだ目玉である「3学期」を未体験ですが、これまでの感触からすると、追加要素のボリューム自体は決して「少し」ではありません。
それでもベースが同じゲームである以上、開発スタッフさんたちの多大な苦労があるのを承知の上で言わせてもらうと、「大型拡張DLCとして3,980円」あたりが妥当なラインだったのではないかと感じます。
ただ、今回はバンドル割引を利用して実質約1,300円という破格の安さで買えたこともあり、価格に対する満足度は文句なしに高いです。
これほどの割引はタイミング次第であまり見かけないかもしれませんが、この記事を書いている2026年現在であれば、「オリジナル版プレイ済みなら2,500円くらい」「未経験なら3,000円くらい」で売られていれば、十分に買う価値のあるソフトだと思います。
ゲームとしてのクオリティは非常に高いことは間違いありません。
気になっている方がいらっしゃったらぜひ遊んでみてください。
クリアまではまだしばらくかかりそうですが、ブログもゲームも、焦らずボチボチと自分のペースで進めていこうと思います。
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